キャンプやアウトドアのときに、ひとつ持っていると何かと便利なのがアウトドアナイフです。その使い道は、野菜・肉などの食材を切る、ロープを切る、木を削る・削ぐなどの加工で用いるなど様々で、目的にあった種類のものを選ぶのが重要です。そこで今回はそんなナイフの使い道や種類をご紹介をしたいと思います。
アイキャッチ出典:ガーバー サバイバルナイフ ベアグリルス 31001901
どういうときに使うの?
冒頭でも少し記載していますが、キャンプやアウトドアの場でナイフがあると便利なシーンは主に以下のようなときです。
ロープを切るとき
何度かキャンプを繰り返すと、テントやタープを張るロープは摩擦などで弱って来るため、定期的に新しいものに交換する必要があります。交換用のロープは、20mなど長い状態で売られていることが多いため、都度必要な長さに切り分ける必要があります。
そのときにナイフがあると便利です。
替えのロープはこのような形で売られていることが多いです。
料理をするとき
料理のときにパッケージを開封するとき、肉や野菜を切るときといった、自宅の台所であれば包丁の役割を果たします。
もちろんキャンプに包丁を持って行くでも問題はありませんが、包丁だとそれ以外の用途に併用できないため、ナイフを持っておいた方が便利です。
釣りをする場合は魚を捌いたり下処理をするのにも使いますね。
火起こしのとき
ファイヤースターターなどを使用して火を起こす場合には、ナイフのエッジを使って摩擦を起こし火花を発生させます。
また、着火させるためのフェザースティックを削り出す際にも使います。
そのほか、キャンプで一晩明けた朝や、雨が降った時などは薪が湿って火が着きにくくなっているので、湿った表面を削る為にも使用できます。
ナイフの種類
性質によって大きく3種類に分けることのできるナイフの種類とその特徴をご紹介します。
シースナイフ
”シース”とは、ナイフを収める鞘のことです。
折りたたみができない固定刃で、もっともシンプルな形状をしてるのが特徴です。
木を切るなどの、ある程度頑丈な刃であることが必要な作業にも耐えることができます。
フォールデイングナイフ
折りたたんで、刃を収納できるタイプのナイフです。一番の利点は、やはり折りたためることで携帯に便利なところです。
ツールナイフ
通常のナイフの刃以外にも便利な機能を複数兼ね備えているタイプです。ナイフの刃自体は小型のものが多いですが、機能の分だけ活用の幅も広いです。
法律は大丈夫?
でも、ナイフってなんか危なくない?持っていても法律的には大丈夫なの?
そんな風に思うかもしれません。ナイフは種類によっては「銃砲刀剣類所持等取締法(銃刀法)」や「軽犯罪法」という法律でその使用方法や取り扱い方法に制限があります。
マイナイフを購入する前には、以下の項目を必ずチェックしておきましょう。
ナイフの取り扱いに関する法律
●銃砲刀剣類所持等取締法(銃刀法)
業務その他正当な理由による場合を除いて、刃体の長さが6センチメートルをこえる刃物の携帯は禁止。
違反した場合、2年以下の懲役又は30万円以下の罰金。
●軽犯罪法
ナイフの刃長にかかわらず、「正当な理由がなくて刃物、鉄棒その他人の生命を害し、又は人の身体に重大な害を加えるのに使用されるような器具を隠して携帯していた者」については、拘留または科料。
アウトドアに持って行くときも、フィールドに入るまでの移動中は、必ずカバンなどにしっかりと収納して、絶対に裸で持ち歩かないようにしましょう!
目的にあったナイフを選ぼう
1本持っていればアウトドアのいろんな場面で活躍してくれるアウトドアナイフ。定期的にキャンプをする方なら、毎回必ず持ってくアイテムとして是非マイナイフを持っておきたいところですね。
目的によって種類が分かれるアウトドアナイフは、いつものキャンプのスタイルや必要性に応じてお気に入りを選ぶことをおすすめします。
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