冬キャンプはいかに寒さ対策をしっかりと行っていくかがポイントですね。そして特に重要なのは夜寝るときの防寒。キャンプ場は特に気温の低くなる場所にある事が多いため、しっかりと準備していきたいところです。今回は、そんな冬キャンプに是非持っていきたいHAKKIN(ハクキン)カイロの特徴や使い方をご紹介します。
アイキャッチ出典:http://www.hakukin.co.jp/
HAKKIN(ハクキン)カイロってなに?
ハクキンカイロは普通の使い捨てカイロとは異なり、燃料を補充することによってずっと使い続けられるカイロです。
オイルを入れて使い続けられるジッポライターと似ていますね。
見た目もオシャレなハクキンカイロは、実はその歴史は長く、大正12年に日本で発明、販売されて以来、世界各国で愛用され続けて今に至ります。また、近年になってグッドデザイン賞も受賞した逸品です。
ハクキンカイロは、ベンジン(炭化水素)の気化ガスがプラチナと接触して発熱する化学原理によるものです。直接ベンジンに火をつけて燃やしているわけではありません。マッチ・ライターを用いるのは、プラチナの触媒反応を開始させるのに必要な温度を与えるためです。気化したベンジンがプラチナの触媒作用により、炭酸ガスと水に分解され、その時発生する酸化熱を応用した環境にやさしい安全でクリーンなハイテクカイロです。
GOOD DESIGN AWARD
どんなところが便利?
とってもハイパワー
最大の魅力はなんといっても熱量です。
その威力は、製造元の情報によると、発熱量は一般的な使い捨てカイロなんとの13倍。
・・・と言っても、温度が13倍では熱すぎて使いづらそう、と思いますね。
でも安心してください。
発熱量=温度ということではなく、”13倍暖かい”ということです。
使い捨てのカイロ13個分というイメージが近いかもしれません。
とっても長持ち
一度に入れられる燃料の量(25cc)で丸一日(24時間)効果が持続します。
一晩寒いテントで過ごすキャンプには相性抜群ですね。
とってもエコ
ハクキンカイロの仕組みは、気化したベンジンがプラチナの接触作用により、酸化熱を発生させるというもの。
触媒技術というのは、自動車の排ガス浄化や大気汚染防止にも使用されており、自然環境を守る重要な技術なんだそうです。
要するに、
ハイパワーで頼れる存在な上に、環境にも優しいナイスなアイテム
ということ。
アウトドアを楽しむ方にはピッタリですね。
使い方
ハクキンカイロの使い方はとっても簡単。
実際に燃料を入れて使ってみたので、その流れをご紹介しておきます。
燃料はベンジン。
一度に満タンで25ccまで入ります。
専用の注油カップで換算すると2杯分です。
補充の際は十分に注意して、近くで火器をしようしないようにしましょう。
キャップを開け、さらに中の火口の部分を取り外した後、注油カップを挿入してベンジンを定量注ぎます。
再び火口を戻してから、ライターなどでプラチナ触媒の部分に5秒ほど火をあてます。
※画像は火をあてた後の状態。
キャップを閉めて、専用の布袋に入れます。
以上でセット完了。
すぐに熱が発生しだし、これ一つ懐に入れておくだけで体がぽっかぽかです!
冬にアウトドアのお供に
とってもエコで暖かいハクキンカイロは、冬キャンプはもちろんスキーやスノボーなど冬のアウトドアで役立つこと間違いなしです。
その優れた性能から海外にも愛用者の多いハクキンカイロをお供にアウトドアのフィールドへ出かけてみてはいかがでしょうか。
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