こんにちは。究極にスタイリッシュなキャンプスタイルを求めて私財を投じ、試行錯誤の日々を繰り返すキャンプグループ、GIMENCHY(ジマンシー)です。
私たちの考えるスタイリッシュとは、洗練されたアイテムでトータルの完成度にはもちろんこだわりながらも、設営と撤収の効率と実用性の高さを兼ね備えた居住設備です。
この度、
これこそ究極の形では?!
というキャンプスタイルを思いついてしまったので、早速実践してきました。
目次
朝霧ジャンボリーオートキャンプ場へ

そんなわけでキャンプ場へ向かっております。
今回のキャンプ場は、富士山の麓に死ぬほどあるキャンプ場の中のひとつ、「朝霧ジャンボリーオートキャンプ場」です。

富士山の周りのキャンプ場には主に、湖のほとり系と広々とした高原系の2パターンが多いです。
●ほとり系の例・・・
「本栖湖キャンプ場」
千円札に描かれた富士山の絵がリアルで眺められる場所。
初日の出ウォッチングのスポットとしてとても人気。
●ひろびろ系の例・・・
「ふもとっぱら(キャンプ場)」
国内最大級のキャンプイベントGO OUT JMBOREEの会場としてもよく知られる。
ロケーションと使い勝手の良さから口コミで人気となり、季節問わず人がわんさか集まるキャンプ場。
朝霧ジャンボリーオートキャンプ場は、そこまで”ずどーん”とした感じはないですが、ひろびろ系の高原キャンプ場です。
オートキャンプで便利なのと、最悪電源サイトもあるので使い勝手はとても良いです。
朝霧ジャンボリーゴルフ場に隣接しており、ゴルフ場の入り口がキャンプ場の受付も兼ねているので、見落として通りすぎないようにご注意。
やはり富士山を見ると勝手にテンションが上がります。
日本人のDNAがそうさせるのでしょうか。
この辺のキャンプ場は基本的に冬も人がたくさんいます。
近くに温泉施設がたくさんあるのも人気の理由かもしれません。
今回の装備(コンセプト)

さて。今回は色々な意味で実験的なキャンプとなります。
なぜならば・・・
●パビリオンテント初導入
●そのテントに薪ストーブ初導入
●ドローン撮影初導入
このように、設備面に初導入のものが複数為、設営にかかる時間や防寒機能のレベルなどがあんまり予測できません。
※パビリオン型のテントでは地面の上に直接寝ることになるので、通常のマットではなくコットを選択するなど、普段とは結構違う装備になります。そんなような細かい”初”が今回は多いのです。
言っても2月の富士高原キャンプなので、特に寒さ問題などは不安要素。
しかし、究極のスタイリッシュを実現するため、リスク冒してまでもキャンプにレッツゴーしたのでした。

ちなみに写真のアルミボックスも今回初導入です。
道具を片っ端から詰め込んで持ち運ぶことができ、現地ではテーブルに使えて非常に重宝しました。
これはレギュラー入り即決定したのでおすすめしておきます。
早速ですがパビリオン立ち上げてみました
はい。というわけで、朝霧ジャンボリーに到着するやいなやテントを立ててみました。
MSRパビリオン
初導入のひとつはこのどでかいテントです。
通常のテントとの大きな違いは、床面のない構造です。
ちょうど、タープとテントの中間に位置するようなこの構造が、
実は最もスマートなのでは。
ということで導入に至った次第です。
実際に設営して見ると、サイズがかなり大きめなので思ったよりは手こずりましたが、基本的にシンプルな構造をしているのでサクッと完成してしまいました。
時間にして10分でしょうか。気持ち的には一瞬の出来事でした。
ドローン空撮を初導入
お次にご紹介する”お初”はドローンです。
キャンプは基本的に大自然の中で行うものなので、その素晴らしい景色をお届けするには
空撮がベスト!
という結論に至ったが故の導入でした。

ここ数年で急激に一般へ普及したドローンですが、実際に使用して見ると、その可能性に改めて感激です。
アプリをダウンロードすることでスマホがコントローラーになります。
画面を見ながら操縦することができてかなり細かい動きも可能なのですが、目線の高さですぐ近くを浮遊されると妙に怖いです。

写真のように、通常の視点からは絶対に狙えないアングルからの撮影が自由自在なのです。
しかも、操作をしながら動画の撮影が可能。
今回の記事には初のドローン空撮動画をアップしてこのメディアに革命をもたらしてやろうと息巻いていたわけですが、その直後近くの木の枝に直撃して墜落し、ぶっ壊れてしまったので今回掲載できるのはこのだけとなりました。
もしもこの瞬間にDB(ドラゴンボール)からSL(シェンロン)が飛び出してきたとしたら間違いなく、
おらのドローンを直しておくれ!!
と叫んでいたことでしょう。それぐらいショックでした。
そして2つ目の願いで、ドローンをもう一個出してもらうことでしょう。(また壊れても大丈夫なように)
3つ目はギャルのパンティーでしょうか。そんな感じです。
薪ストーブをインストール
ドローンは非常に残念でしたが気を取り直して。
初シリーズ3つ目の薪ストーブのインストール作業が待っています。
薪ストーブというのは、その名の通り薪を燃料として火を起こすタイプのストーブです。
いわば暖炉ですね。そのため必ず煙突がついています。
つまり薪ストーブをテント内で使用できるようにする為には、
テントの屋根に穴を開ける必要があるという事なんですね。しかもまあまあの大きさの。

テントの幕に自らの手で大穴を開けるというのは非常に抵抗のある作業ですが、薪ストーブを使用する上では避けられません。

こういう感じで・・・

どデカイ風穴を開けるわけです。
※薪ストーブイントールの詳しい作業の方法については別記事にします。
てな訳で完成しました。
幕が重さに耐えられるか不安でしたが、煙突を通すとなかなか安定していい感じです。
同時にテントの中の設営も完成してこんな感じになっています。
このスタイル、タープ兼テントなので当初の想像通り設営がものすごく楽だったわけですが、靴を脱いだり履いたりしなくていいのがとんでもなく便利でした。
このスタイルがある意味正解なのかもしれません。
あとは、地面と幕の間に隙間があるので防寒機能だけが不安要素ですね。
ストーブがどこまで活躍してくれるかがポイントになりそうです。

日が暮れると気温が一気に下がりました。
2月なので、恐らく年間通しても一番寒い時期なのではないでしょうか。
最低気温は確かマイナス5℃ぐらいだったと思います。普通にめちゃくちゃ寒いです。
僕らはベテランの経験と知識でなんとか乗り切ることができますが、素人だったら即死でしょう。

それでは、注目のテント内温度について。
結果としては、ストーブに常時せっせと薪をくべ続けながら、常にパビリオンの入り口チャックを閉めた状態だと、上着のダウンを着ていなくても過ごせるぐらいに暖かい温度が保たれていました。快適と言っても過言ではありません。
欠点としては、換気しないと一酸化炭素が充満してガチで死亡してしまうので、たまに換気のため入り口チャックを開けるのですが、そのときの急激な温度低下がしんどかったです。
あと、寝るときは必然的にストーブの火がなくなるため、そのあとはめっちゃ寒いです。
多分テントの外と同じぐらいの気温になってたと思います。(寝ていたので定かではありません。)

朝方、テントの外を見たら辺り一面霜で真っ白でカッチコチでした。
今回のご飯
テントが暖かいこと以外でストーブの良いところとしては、上に鍋を置いてそのまま料理ができるという点です。

僕たちは、繊細で手間のかかる料理は是としない、スマート思考です。(単に大雑把とも言います。)
そのためいつも、時間と工数のかからない料理をチョイスしています。
今回の夕飯は肉の燻製ステーキ。

付けダレにする溶き卵を肉と一緒に燻すのがポイントです。
そして朝は、あさりのワイン蒸しです。

特にポイントはありません。非常にお手軽で美味しいです。
どちらも料理の工程は実にスマート。
ざっくりとした作り方は別の記事で掲載したいと思います。
今回使用した薪ストーブはこちら
スタイリッシュなデザインと収納時に煙突を全て中に収納できるスマートさがいい感じ。
アネヴェイ フロンティア ストーブ プラス ANEVAY Frontier Stove Plus [本体のみ] 薪ストーブ キャンプストーブをインストールするときに、テントの幕に取り付けるラバーだよ。
アネヴェイ フロンティア ストーブ プラス フラッシング キット ANEVAY Frontier Stove Plus Flashing Kit [キットのみ] 薪ストーブ キャンプ
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