冬の日中平均気温は、約5度。キャンプのテント泊をする時などの夜はマイナス気温になる事もあります。そんなときに困ってしまうことの一つが、携帯の充電切れ。野外での充電問題は季節を問わず起こる問題ですが、気温の低い冬は特にバッテリーの消耗が早い、ということを知っていましたか?今回はそんな「困った。」の解決方法をご紹介です。
電池は寒さに弱い。
電池は化学変化によって電気を発生させるそうです。そのため、その時の気温によって性能が変わります。
冬場にクルマのエンジンがかかりにくいのも、寒さによってバッテリーの電圧が弱まっているからなんだそうです。
携帯電話に使われているリチウムイオン電池も同じで、寒くなると電圧が弱くなります。
どうすればいいの?
では、どうすれば携帯を長く使い続けられるのでしょうか。
どうやら、携帯の電池には適正温度というものがあるようです。
その温度とはおよそ20℃〜30℃。
気温が5℃の状況下では、携帯を体温に近い温度が保たれる場所に置いてくなどの方法が有効です。
カイロやヒーターがあればそれらを上手く活用して温めるのも良いですね。
それでもなくなる携帯の充電
電池の電圧低下に気をつけたとしても、まる一日電気が使えない環境にいればどうしても電池はなくなってしまいますね。
そんなときにとても便利な、自然のエネルギーから発電できるアウトドアグッズをご紹介します。
ソーラーパネルで太陽光充電
一つ目は太陽光を使って発電ができる、ソーラーパネル充電器です。
GOAL ZERO ソーラーパネル ノマド3.5
太陽光発電の方法はとってもシンプル。
ソーラーパネルを広げて太陽の光を当てながらひたすら放置するだけです。
CDジャケットサイズに折りたためるコンパクト設計が1番の魅力。
カラビナをつければベルトループに取り付けて作業をしながらでも勝手に充電してくれます。
充電できる焚き火ストーブ
もう一つは、焚き火の火力で発電ができるポータブルタイプの焚き火ストーブです。
Biolite
USBケーブルを直接つなぐことができるので、暖をとりながら携帯の充電ができる!
もちろん、少し小さめですが通常の焚き火台のように、上に鍋を置いて料理をする事もできます。
着火した薪をストーブの中に入れます。
スタートボタンを押すと、中にあるファンが可動してストーブ内の薪の燃焼を促進してくれます。
しかも、中で炎が燃焼中に手で持っても熱くない。
炎を持ち歩ける、という不思議な感覚です。
寒い冬のキャンプではヒーターは必須。
暖房器具としても充電器としても活用できるのはとってもありがたいです。
まとめ
冬場のアウトドアで起こるトラブルナンバーワンといえる、「携帯の電池問題」。
電池の特性を理解してその温度に注意することや、もしもの時のための発電グッズを活用することで対処したいですね。
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